モバイルバッテリーの比較

Anker A1113とA1664の違い — 電池の状態管理か、軽さか

電池の状態を見たいならA1113、8gでも軽くしたいならA1664。実売ではほぼ同じ価格です。どちらも10000mAh・厚さ約15mmで、選ぶ分かれ目は状態管理と対応するiPhoneです。

Anker MagGo Plus A1113 と Anker MagGo Slim A1664の比較

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価格・在庫は確認時点の情報です。購入前に販売ページで確認してください。

スマホに貼り付けるモバイルバッテリーで、AnkerのMagGo PlusとSlimはどちらがよいのでしょうか。電池の劣化具合をアプリで見たいならA1113、少しでも軽く持ち歩きたいならA1664がおすすめです。容量や最大出力は共通で、普段はどちらも貼り付けて充電できます。

結論:電池管理と8gの重量差で選ぶ

電池の劣化具合を知りたい人にMagGo Plus A1113

充電機能に加え、電池の管理も重視

  • ネオリチウムイオンバッテリーを採用
  • アプリで電池の状態や充放電の回数を見られる
手に持つ重さを少しでも減らしたい人にMagGo Slim A1664

同じ容量・最大出力で、わずかに軽い

  • 公称重量はPlusより約8g軽い
  • 寸法と単独使用時の最大出力はPlusと同じ

実売ではほぼ同じ価格です。容量・寸法・単独使用時の最大出力も共通なので、アプリの状態管理を使うかどうかが主な分かれ目です。

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使い方から候補を絞る

  1. iPhone 12 mini・13 miniで使いますか?

    はい公式の対応機種に含まれる A1664。ケースとの干渉は購入前にチェック
    いいえ次の質問へ。16eなどの対応条件は購入前の欄へ
  2. 約8gの軽さより、アプリで電池の劣化具合や充放電の回数を知る機能を重視しますか?

    はい電池の情報を見られる A1113
    いいえ少し軽い A1664

主な違い

Plusの正式名称はAnker Nano Power Bank (MagGo, Plus)。SlimはAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)で、5000mAhのSlimとは別の製品です。

項目 A1113・Plus A1664・Slim
発売時期 2026年6月 2024年11月
本体重量 約215g 約207g
電池セル ネオリチウムイオンバッテリー 同セルの採用表記なし
BMS・状態管理アプリ 強化されたBMSの電池情報を有線接続で表示 状態管理アプリの案内なし
公式のワイヤレス対応機種 iPhone 12以降。12 mini・13 mini・16eを除く iPhone 12〜15などを列挙。12 mini・13 miniを含む
公称容量・寸法 10000mAh・約104 × 71 × 15mm 10000mAh・約104 × 71 × 15mm

共通点はQi2対応、単独でのワイヤレス出力が最大15W、USB-C出力と本体への入力が最大30Wであることです。iPhoneのQi2利用条件として、両公式ページはiOS 17.4への更新を挙げています。対応機種の読み方は「買う前に確認したいこと」で説明します。

出典:Anker公式・A1113・Anker公式・A1664

Plusの価値は、電池の状態を確かめられること

電池の劣化具合や充放電の回数を見たい人には、A1113がおすすめです。ネオリチウムイオンバッテリーと、電池を監視・制御するBMSを搭載しています。メーカーはセルの保護構造や筐体の耐火試験に加え、異常の記録、使用サイクルに応じた充電制御を案内しています。

商品提供を受けたマクリンのレビューでは、アプリに電池の劣化状態、充放電のサイクル数、内部温度、セルごとの電圧などが表示されています。使い始めと使い続けた後を見比べれば、残量ランプだけでは分からない電池の変化を追えます。「以前より電池の持ちが気になる」ときに、使用回数や状態表示も見たい人に向く機能です。

出典:Anker公式・電池と管理機能・マクリンのA1113レビュー

電池の状態を見るときだけ、ケーブルでつなぐ

電池の状態を見るときは、アプリにログイン後、本体ボタンを素早く3回押して通信モードにし、スマホと有線でつなぎます。この間は本体の充電もスマホへの給電も止まり、ケーブルを抜くなどして通信モードを終えると再開できます。

日常の貼り付け充電はアプリなしで使えるので、毎回ログインする必要はありません。

iPhone 15以降は、USB 2.0のデータ通信に対応したUSB-Cケーブルでつなぎます。Lightning端子のiPhoneでは、通常の充電ケーブルでは接続できません。説明書にあるUSB-C & Lightningアダプタを使います。

出典:A1113取扱説明書・アプリ操作ガイド

Slimは約8g軽く、厚さはどちらも約15mm

少しでも軽く持ちたいなら、約207gのA1664が候補です。約215gのA1113との差は約8gで、厚さはどちらも約15mmです。

片手でスマホを長く操作する人は、スマホとケースに約200gを足して持つことを考えておきたいところです。8gの差だけで、装着時の重さが大きく変わるとは考えない方がよいでしょう。

充電性能は近く、2台同時には出力が下がる

充電出力と同時使用時の制限は2台とも同じです。スマホを無線で充電しながらUSB-Cから別の機器へ給電すると、有線は最大12W、無線は最大5W、合計最大17Wに下がります。2台同時の急速充電を主な目的にするなら、この2機種は向きません。

一方、自宅で本体を充電しながらスマホを無線充電する「パススルー」は両機種にあります。これはバッテリーから2台へ同時に給電する使い方とは別です。夜に本体とスマホをまとめて充電したい人は、どちらでも使えます。

出典:A1113取扱説明書・A1664取扱説明書

使っている人の声から分かること

ケーブルを減らせる一方、重さは好みが分かれる

A1113の楽天とYahoo!ショッピングの投稿には、ケーブルを用意せず充電できる便利さを評価する声があります。

一方、Yahoo!ショッピングでは、薄くても手に持つと重さを感じるという声が複数あります。スマホを片手で操作する時間が長い人には気になる点です。

A1664でも、楽天には重さを許容しながら使う投稿がある一方、以前のバッテリーより小さく感じるという声があります。

出典:楽天のA1113レビュー・Yahoo!のA1113レビュー・楽天のA1664レビュー

容量より軽さを優先するなら、同シリーズのA1665も候補です。正式名称はAnker Nano Power Bank (5000mAh, MagGo, Slim)です。約122gですが、容量は今回の2機種の半分で、公式のワイヤレス対応対象から12 mini・13 mini・16eは除かれています。Anker公式・A1665

厚みが増すことで、握りやすく感じる例もある

DG Nexusのレビューでは、A1664はiPhone 16 Proに付けても端末からはみ出さなかったと紹介されています。厚みが増したことで、むしろ握りやすく感じたそうです。小型のスマホを使う人は、本体の縦横寸法とカメラ周りを先に見ておくとよいでしょう。DG Nexusの使用レビュー

発熱や充電速度を、名前だけで判断しない

A1664の価格.comには、充電時の熱が気になるという投稿があり、貼り付けたまま手に持つ人は意識したい点です。A1113の楽天には、ワイヤレス充電を遅く感じたという個別の声もあります。

使うスマホや環境が異なるため、これらの口コミだけで2機種の速度や発熱の優劣は決められません。急ぐときは、対応するスマホ1台を最大30WのUSB-Cで充電する使い方が候補になります。

出典:価格.comのA1664レビュー・楽天のA1113レビュー

残量表示と電池の状態管理は別の便利さ

DG Nexusでは、A1664に数字の残量表示が欲しいと述べています。価格.comにも、LED表示は人によって分かりにくいかもしれないという指摘があります。

Plusも本体の残量表示はLEDです。電池の劣化具合を調べるアプリ機能と、帰宅まで使える残量を手元で細かく読む便利さは、分けて考えましょう。

出典:DG Nexus・価格.com

残量を画面で見たいなら、ディスプレイ付きのAnker MagGo Power Bank (10000mAh)・A1654が候補です。同じ10000mAhでスタンドも備えますが、約250g・厚さ約20mmと大きくなります。Anker公式・A1654

買う前に確認したいこと

12 mini・13 miniを使う人は、公式の対応機種に入るA1664を選ぶのが無難です。A1113はiOS 17.4以上のiPhone 12以降を対象としつつ、12 mini・13 mini・16eを除外しています。A1664はiOS 17.4への更新を条件に、12 mini・13 miniを含む機種を列挙しています。

A1664の一覧はiPhone 15世代までを中心とした表記なので、後から出た機種が載っていないだけで非対応とは決められません。16eなど一覧にない機種でワイヤレス充電を使う場合は、購入前にAnkerへ機種名を伝えて対応を確認してください。A1113の除外一覧を、そのままA1664に当てはめる読み方も避けましょう。

出典:A1113の対応条件・A1664の対応機種

購入前の確認メモ

型番と容量
A1113とA1664の比較。5000mAhのSlimと取り違えない
ケース
MagSafe対応品を使い、カメラ周辺の突起が充電面に当たらない形状を選ぶ
持ち方
スマホとケースに約200gを足した重さを考える
充電器
両機種とも別売り。本体の最大30W入力を使うなら30W以上の対応充電器を用意

よくある質問

MagSafe対応ケースなら、背面にリングが付いていても使えますか?

リングが充電面の間に入る形は避けましょう。MagGoでリング付きケースを使うと充電が不安定になったという相談もあります。ケースのMagSafe対応表記に加え、バッテリーを平らに装着できる形状が大切です。ケースについての相談

充電中に熱くなるのは故障ですか?

充電中に熱を帯びることはあります。A1664の説明書は、iPhoneの温度が上がると残量80%で充電を止め、冷めると再開する場合を説明しています。涼しい場所で休ませ、異常な発熱が続く場合は使用をやめてサポートへ相談しましょう。A1664取扱説明書

10000mAhならスマホを2回満充電できますか?

充電できる回数はスマホによります。両製品とも公式ページに2回未満となる機種の注記があり、iPhone 15 Proなどが該当します。外出中の継ぎ足し用として考え、2回の満充電を前提に予定を組むのは避けましょう。

充電器も用意するなら、USB-C充電器の選び方で出力とケーブルの条件をそろえられます。

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