
Anker Solix C300とC300 DCの違い — ACコンセントと本体充電で選ぶ
ACプラグの機器も使うならC300、USB中心で軽く持ちたいならC300 DC。どちらも288Whですが、AC出力と本体を充電するための付属品が違います。

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同じ288WhのAnker Solix C300とC300 DC。見た目も名前も近い2台ですが、停電時に使いたいものがACプラグ式かUSB式かで、選ぶ機種は変わります。ACプラグの小型家電も使うならC300、スマホやノートPCなどUSB機器が中心ならC300 DCです。
結論: ACプラグを使うならC300、USB中心ならC300 DC
ACコンセント3口と、付属ケーブルでの本体充電
- 定格300W以内のAC機器を使える
- 家庭のコンセントから最短約68分で本体を充電
約2.8kgで、USB-Cを4口使える
- C300より約1.3kg軽い
- 100W対応のUSB-C出力端子が1口多い
容量は両方288Wh。掲載商品の価格ではC300が3割ほど高め。C300 DCを家庭のコンセントから充電するなら、別売りのUSB充電器が必要です。
価格と販売店を見る ↑使いたい機器から決める
使う機器に家庭用のACプラグがありますか?
はい定格消費電力が300W以内なら C300いいえ次の質問へUSB-Cを4口同時に使いますか?
はいUSB-Cが4口の C300 DCいいえ次の質問へ別売りUSB充電器を用意せず、家庭のコンセントから本体を充電したいですか?
はいAC充電ケーブル付属の C300いいえ軽くて小さい C300 DC
掲載商品の価格差は約3割です。C300にはAC出力に加え、家庭のコンセントから本体を充電できるケーブルも付属します。ACが要らないなら、C300 DCの軽さとUSB端子の多さが生きます。
主な違い
| 項目 | Solix C300 | Solix C300 DC |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年10月 | 2024年10月 |
| AC出力 | 3口、定格300W | なし |
| USB端子 | USB-C 140W×2・15W×1、USB-A×1 | USB-C 140W×2・100W×1・15W×1、USB-A×2 |
| 全端子の合計出力 | 最大360W | 最大300W |
| 本体の最短充電 | AC入力で約68分 | USB-C 140W×2で約1.5時間 |
| 大きさ | 約16.4×16.1×24.0cm | 約12.4×12.0×20.0cm |
| 重さ | 約4.1kg | 約2.8kg |
| ライト | 本体側面のアンビエントライト | 上部の収納式ライト |
容量288Wh、リン酸鉄リチウムイオン電池、公称充放電サイクル3000回、シガーソケット出力、肩掛けストラップは共通です。表の「全端子の合計出力」と「AC出力」は別の数字で、C300のAC出力は定格300Wです。C300 DCの合計300WはUSBとシガーソケット向けで、AC出力を含みません。
ACプラグの機器を使うならC300
ACプラグが必要ならC300です。 C300 DCにはAC出力口がなく、USB-C端子に普通の家電のプラグは挿せません。C300には50/60Hzに対応するACコンセントが3口ありますが、3口の合計でもAC出力の定格は300Wです。使いたい機器の本体やACアダプターに書かれた定格消費電力を先に見てください。
C300には瞬間最大600WとSurgePad対応500Wという表記もあります。ただし600Wは起動時などの一時的な上限で、500Wも通常の300W出力が増えるわけではありません。ドライヤーや電気ケトルのような高出力機器を「コンセントがあるから使える」と考えるのは危険です。300Wを超える機器が目的なら、同シリーズのAC定格1200WのSolix C800など、より高出力の機種を見るほうが筋が通ります。
一方、C300 DCには100WのUSB-Cが1口加わり、USB-Cを合計4口使えます。ノートPC、スマホ、カメラなどをUSBから直接充電するなら、ACアダプターを何個も挿す必要がありません。両機の140W USB-Cは各2口ですが、複数同時使用時は各口と本体全体の上限を合わせて考えます。USB-Aと15WのUSB-Cを同時に使うと、合計出力は20Wまでです。
出典: AnkerのC300公式FAQ・Anker Solixシリーズ比較
本体を簡単に充電したいならC300
普段のコンセントから手早く充電するならC300です。 付属のAC充電ケーブルを本体につなぎ、最短約68分で満充電になります。AC入力は最大330W。USB-Cからも最大140Wで本体を充電できますが、その場合のUSB充電器とケーブルは別売りです。
C300 DCは本体にAC入力口がありません。箱に入るのは140W対応USB-Cケーブル1本で、壁のコンセントに挿すUSB充電器は別売りです。初回は18W以上・9V以上のUSB-PD充電器をUSB-C入力端子につなぐか、11~28Vのソーラーパネルから充電して起動します。
約1.5時間で満充電にするには、140W対応の充電器とケーブルを2組使います。140W充電器1組なら公称約2.3時間です。
両機ともソーラーパネルと車のシガーソケットからの本体充電に対応し、どちらも入力は最大100Wです。ただし、それぞれの充電用ケーブルは本体に付属しません。車で補充電するつもりなら、必要なケーブルまで含めて準備します。
出典: C300 DCの公式FAQ・C300取扱説明書・C300 DC取扱説明書
持ち歩くならC300 DC、置いて使うなら接続先で決める
外へよく持ち出すならC300 DCです。 重さは約2.8kgで、C300より約1.3kg軽く、底面は約12.4×12.0cmです。どちらも肩掛けストラップ付きですが、電源本体を何度も運ぶなら、この差は小さくありません。C300 DCの上部には引き上げて使うライトもあり、停電時に手元を照らしやすい形です。
自宅や車内に置いて使うなら、重さより接続先を優先します。C300はACプラグ式の照明、電気毛布、小型機器などを候補にできますが、それぞれの定格消費電力が300W以内であることが前提です。C300の説明書にはAC出力を使うUPS機能の切替時間が10ms未満とありますが、すべての機器の無停止動作を保証する数字ではありません。C300 DCにはAC入出力がないため、AC機器のバックアップ用には選べません。
どちらも288Whなので、容量そのものに差はありません。288Whはバッテリーに蓄えられるエネルギー量で、接続機器の消費電力が大きいほど使える時間は短くなります。C300にAC口があることと、長時間家電を動かせることは別です。
使っている人の声から分かること
充電器とケーブルは、箱を開けてから気づきやすい
C300 DCでは、手持ちの低出力充電器では本体が反応せず、充電器を買い足したという購入者の声があります。別の購入記でも、140Wで充電するには本体以外の道具が必要なことを惜しんでいました。USB-Cケーブルだけ手元にあっても、壁のコンセントからは充電できません。C300でも車載充電用のケーブルが付属せず、困ったという声があります。C300 DCの購入者レビュー・C300 DCの購入記・C300の購入者レビュー
静けさと使い勝手は、使う場所で評価が変わる
C300の充電中にファンの音が聞こえても気にならないという声がある一方、音が気になるという声もあります。寝室で使うつもりなら、無音を期待しないほうがよさそうです。C300 DCについてはケータイ Watchの実機記事がファンを搭載しない構造と述べ、USB中心の室内利用を評価しています。C300の価格.comレビュー・C300のレビュー・ケータイ WatchのC300 DCレビュー
C300ではACプラグの差し込みが硬いという購入者の声があります。床に直置きすると扇風機のプラグを挿しづらく、台に載せたという人もいました。大きめのプラグや直角プラグを使うなら、端子の前に手を入れる空間も必要です。C300 DCではライトが便利という声がある一方、端子の文字は暗所で読みづらいという声もありました。C300の購入者レビュー・C300 DCの購入者レビュー
なお、C300 DCでシガーソケット使用時にUSB側の給電が一瞬切れたという個別の投稿もあります。バッテリーを内蔵しない小型PCやモニターを長時間つなぐなら、使う機器との組み合わせで動作を試しておきたいところです。価格.comの個別レビュー
買う前に確認したいこと
注文前の3つのメモ
- 使う機器
- ACプラグかUSB-Cか。ACなら機器の定格消費電力がC300の300W以内か
- 本体の充電
- C300はACケーブル付属。C300 DCの家庭での充電には別売りUSB充電器が必要で、最短充電には140Wを2組
- 持ち運び
- C300は約4.1kg、C300 DCは約2.8kg。置き場所の底面寸法も異なる
C300の保証は、公式製品ページで通常18カ月、会員登録で最長5年です。C300 DCは同じ製品ページ内で「最長5年」と「3年」の表示が混在し、取扱説明書には通常18カ月、会員登録で最長3年とあります。保証期間を重視するなら、購入する商品の保証条件を注文前に確かめてください。C300公式製品ページ・C300 DC公式製品ページ・C300 DC取扱説明書
防災目的なら、どちらも充電したまま忘れず、少なくとも3カ月に1度は残量を見て100%まで充電します。ソーラー入力は11~28V・最大100Wで共通ですが、天候とパネルの向きで実際の充電時間は変わります。雨や高温の車内での保管も避けます。C300の保管FAQ・C300 DCの保管FAQ
よくある質問
C300 DCに家庭用のコンセントはありますか?
ありません。300WはUSB-C、USB-A、シガーソケットを合わせた最大出力で、ACプラグの機器は接続できません。
C300の500W対応ならドライヤーを使えますか?
C300のAC定格は300Wで、SurgePadの500Wは通常出力と別の機能です。ドライヤーの定格が500Wを超えるなら、この2台の候補から外します。
C300 DCは付属ケーブルだけで充電できますか?
壁のコンセントから充電するには別売りのUSB-PD充電器が必要です。初回は18W以上・9V以上の充電器か、11~28Vのソーラーパネルで起動します。最短約1.5時間を狙うなら140W充電器と対応ケーブルを2組用意します。
車のシガーソケットから本体を充電できますか?
両機とも対応しますが、接続する充電ケーブルは別売りです。シガーソケット出力口と本体への入力口も別なので、車で充電する使い方ならケーブルを先にそろえます。
停電用に保管するなら、使う機器と本体充電用の道具を一度つないでおくと、必要なときに端子やケーブルで迷いません。




