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ニコン Z5とZ5IIの違い — 旅行写真なら型落ちで十分?

昼の風景と街歩きが中心ならZ5、手持ち夜景や動く被写体も撮るならZ5II。手ブレ補正は公称5.0段と中央7.5段で、レンズに回す予算も含めて選びます。

ニコン Z5 ボディ と ニコン Z5II ボディの比較

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旅行の風景や街角を撮るために、ニコンのZ5とZ5IIで迷っていませんか。昼間の静かな被写体が中心なら、型落ちのZ5で十分です。 夜の街を手持ちで撮る機会や、動く人・乗り物を追う機会が多いなら、Z5IIのAFと手ブレ補正が頼りになります。

結論:昼の風景ならZ5、手持ち夜景や動体ならZ5II

日中の旅写真に予算を使いたい人にニコン Z5

風景・建物・街歩きが中心

  • フルサイズ約2432万画素と5軸のボディ内手ブレ補正
  • 浮いた予算を旅で使うレンズに回せる
夜と動く被写体も撮りたい人にニコン Z5II

手持ちの夜景、子ども、乗り物にも対応したい

  • 中央7.5段のボディ内手ブレ補正と暗所に強いAF
  • 9種類の被写体検出と4K/30pのフル画角撮影

実売ではZ5IIがZ5より約5割高め。使う場面が昼の静物だけなら、差額はレンズに回しやすい。

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旅の撮り方で決める

  1. 夜の街や薄暗い室内を、三脚なしでよく撮りますか?

    はいZ5II。手持ち撮影で補正とAFの進化を使いやすい
    いいえ次の質問へ
  2. 子ども・ペット・列車など、動く被写体をよく追いますか?

    はいZ5II。被写体検出と連写の差が効く
    いいえ次の質問へ
  3. 旅行動画を4Kで広い画角のまま撮りたいですか?

    はいZ5II。4K/30pをフル画角で記録できる
    いいえZ5。日中の写真を中心に、レンズへ予算を回す

Z5は2020年発売で、2025年に後継のZ5IIが出ています。両方ともボディ単体の商品なので、最初の1本を買う人はレンズを含めた予算で比べてください。

主な違い

項目 Z5 Z5II
発売時期 2020年8月 2025年4月
センサー・常用ISO 約2432万画素、通常CMOS、ISO 100~51200 約2450万画素、裏面照射型CMOS、ISO 100~64000
被写体検出AF 人・動物の2種類 人・犬・猫・鳥・乗り物など9種類、3Dトラッキング対応
ボディ内手ブレ補正 5軸・公称5.0段 5軸・中央7.5段/周辺6.0段
連続撮影 高速連続撮影で約4.5コマ/秒 高速連続撮影(拡張)で約14コマ/秒(静音OFF)・約15コマ/秒(静音ON)、C30で約30コマ/秒
背面モニター・EVF最大輝度 チルト式約104万ドット・1000cd/m² バリアングル式約210万ドット・3000cd/m²
4K動画 30p・クロップ 30p・フル画角、60p・クロップ
公称撮影可能枚数 EVF約390枚、背面モニター約470枚 省電力ONでEVF約380枚、背面モニター約390枚
本体サイズ・質量 約134×100.5×69.5mm・約675g 約134×100.5×72mm・約700g

共通点はFXフォーマット、Zマウント、UHS-II対応SDカードのダブルスロット、約369万ドットの電子ファインダーです。Z5IIの高速連続撮影(拡張)はRAWを含まない画質設定での数値で、C30もJPEG記録に限られます。撮影可能枚数は両機で試験条件や省電力設定が異なるため、表の数字をそのまま旅先の実撮影枚数には置き換えられません。

出典:ニコンのZ5/Z5II比較・Z5仕様・Z5II仕様

連写モード別の公称値(Z5IIは静音OFF)

Z5Z5II
Z5は高速連続撮影/Z5IIは高速連続撮影(拡張)
4.5コマ/秒
14コマ/秒

Z5IIは静音OFF・RAWを含まない画質設定。静音ONは約15、C30は約30コマ/秒

出典:ニコン公式のZ5・Z5II仕様表

昼の風景と街歩きなら、Z5から考える

明るい時間に止まった被写体を撮るならZ5がおすすめです。 有効画素数はZ5が2432万、Z5IIが2450万。画素数の差だけでは、Z5IIを選ぶ決め手になりません。建物、海辺、山並みをゆっくり構えるなら、Z5のフルサイズセンサーと2枚のSDカードを使えます。

Z5IIは裏面照射型センサーとEXPEED 7に更新され、Nikon Imaging Cloudからイメージングレシピを取り込めます。旅先でJPEGの色味をカメラ内で替えて楽しみたい人には、専用のピクチャーコントロールボタンも利点です。一方、Z5でも通常のピクチャーコントロールは使えます。

Z5で抑えた予算をレンズに回すなら、旅先で撮りたいものに合う焦点距離を選びましょう。軽快に歩くなら単焦点、遠くの風景まで1本で収めたいなら高倍率ズームが候補です。Z5のレンズキットには24-50と24-200、Z5IIには24-50・24-105・24-200があります。ここで比べている商品は、どちらもボディのみです。

ただ、三脚を使って風景や建物の細部まで大きく残したいなら、Z5IIにも出番があります。Z5IIのピクセルシフト撮影は複数のRAW画像を撮り、16枚または32枚では約9600万画素の画像に合成できます。撮影後にNX Studioで合成する手間も含めて使いたい人には、静物中心でもZ5IIを選ぶ理由になります。

出典:Z5製品情報・Z5IIの画づくり機能・Z5IIレンズキット・Z5IIのピクセルシフト

手持ちの夜景なら、Z5IIの補正とAFが効く

夜の街を歩きながら手持ちで撮るならZ5IIがおすすめです。 ボディ内手ブレ補正の公称値はZ5が5.0段、Z5IIが画面中央7.5段・周辺6.0段。Z5IIは暗い場所でのAFにも改良があり、画面の端にピントを置いた静止画ではフォーカスポイントVRも使えます。フォーカスポイントVRは、VR非搭載のZレンズを使い、ピントを合わせる位置を1点に指定したときに働きます。

ただし、手ブレ補正が止めるのはカメラ側の揺れです。歩いている人や車の動きを止めたいなら、シャッター速度とレンズの明るさも要ります。夜景でも三脚を据え、動かない建物を低ISOで長時間露光する撮り方なら、手持ち補正や高感度性能の差に払う価値は小さくなります。Z5IIはMモードで最長900秒を直接設定でき、Z5は30秒を超える露光にBulbまたはTimeを使うため、長秒撮影の操作には差があります。

Z5IIの常用ISO上限は64000、Z5は51200ですが、上限の数字だけで写真のノイズ量を判断するのは避けたいところです。どのISOで撮るかはレンズの開放F値、被写体が動く速さ、仕上げる写真の大きさで変わります。Z5IIには暗所で構図を見やすくするスターライトビューと赤色画面表示もあります。暗所がたまにしかないなら、Z5と明るいレンズの組み合わせも現実的です。

出典:ニコンのZ5II暗所性能・Z5の手ブレ補正

動く被写体を追うなら、Z5IIが楽になる

旅先で子ども、ペット、鳥、列車も撮るならZ5IIが向きます。 Z5の被写体検出は人と動物が中心ですが、Z5IIは鳥や乗り物まで含む9種類を認識します。3DトラッキングとプリキャプチャーもZ5II側だけの機能です。ただし、プリキャプチャーはJPEGのみの記録で、RAWでは使えません。

Z5の高速連続撮影は約4.5コマ/秒です。Z5IIは高速連続撮影(拡張)で約14コマ/秒、静音ONなら約15コマ/秒になります。前者の約14コマ/秒は静音OFFかつRAWを含まない設定での値です。C30の約30コマ/秒もJPEG記録なので、RAWで仕上げたい人は普段の記録形式で使える速度を見てください。

反対に、風景と建物が主役なら被写体検出の種類や高速連写を使わない日が多いはずです。Z5の注意したい点は、動く相手や薄暗くコントラストの低い場面でAFに余裕が少ないこと。旅先で動く人や薄暗い場所をよく撮るなら、この差が効いてきます。

動画も残すなら、4Kの画角でZ5IIを選ぶ

旅行動画を4Kで広い画角のまま撮りたいならZ5IIです。 Z5の4K/30pは画面がクロップされます。Z5IIは4K/30pをフル画角で撮れ、4K/60pを選ぶとDX画角になります。広い室内や展望台で、レンズの画角を活かしたい人には大きな差です。

フルHDの最高フレームレートはZ5が60p、Z5IIが120p。Z5IIはN-Logやカメラ内N-RAW記録にも対応します。公称の最長記録時間はZ5が29分59秒、Z5IIが125分ですが、実際の連続記録は設定や環境の影響を受けます。動画をほとんど撮らないなら、この差はZ5IIを選ぶ理由にはなりにくいでしょう。

モニターもZ5のチルト式からZ5IIのバリアングル式に変わり、自分を入れた動画や縦構図で使い方が違います。なおニコンはZ5の4K撮影時の電子手ブレ補正を「非対応」と訂正しています。

出典:Z5II動画機能・ニコンの動画仕様比較・Z5仕様の訂正

使っている人の声から分かること

昼の満足と、暗い場所での迷い

Z5の利用者には、普段のスナップや風景ならAFに不満を感じにくいという声があります。一方、動く相手や暗くて模様の少ない被写体ではピント合わせに苦労したという声も複数見られます。昼の街歩きが中心なら古さを感じにくくても、夕方以降に動く人を撮るなら差が表れやすいでしょう。価格.comのZ5レビュー・約2年使った人の記録

Z5IIでは被写体を追うAFを評価する声があり、専門誌の実写レビューでもZ5からの改善が報告されています。一方、暗い場所ではAFが迷い、遅く感じたという個別の声もあります。そのレビューからは使用レンズやAF設定が分からず、誰もが同じ経験をするとは言えません。Z5IIの個別レビュー・デジカメ Watchの実写レビュー

さらに、暗いステージで踊る人を撮るには、Z5IIでもカメラ任せにできないという長期使用談があります。旅先でも暗い場所で動く相手を撮るなら、レンズとAFの設定まで考えたいところです。Z5II長期使用記

本体より、レンズと撮影量が持ち歩きを変える

Z5の長期使用者は、軽いZレンズとの組み合わせを旅で持ち出しやすいと感じています。一方、Fマウントの大きいレンズとアダプターを付けると前が重くなるそうです。本体の差は約25gなので、旅行用のバッグとレンズまで含めて重さを考える方が実際的です。Z5長期使用記

Z5IIの電池については、街歩きなら1日足りたという人と、撮影量が多い日は予備が必要という人がいます。使うレンズ、ファインダーをのぞく時間、連写の回数で印象が変わるため、旅程が長い日は予備電池を用意すると安心です。価格.comのZ5IIレビュー

横構図の低い位置ではモニター操作が増える

Z5IIのバリアングル式モニターは、縦構図では便利だという長期使用者の声があります。ただ、横構図で低い位置から撮るときは開く手間が一つ増えるそうです。花や地面に近い被写体を横構図でよく撮るなら、Z5のチルト式との使い勝手の差になります。Z5II長期使用記

買う前に確認したいこと

ボディと一緒に決めるもの

レンズ
どちらもボディ単体。日中の散策か、暗所か、遠くの被写体かで最初の1本を決める
充電
両機ともEN-EL15cが付属。Z5は単独の充電器付き、Z5IIはUSB-Cケーブル付きで単独充電器は付属しない
記録
どちらもSDカード2枚を使える。旅の写真を同時にバックアップするならカードを2枚用意する
周辺品
HDMI端子はZ5がType C、Z5IIがType D。リモートコードも端子構成が異なる
持ち歩き
ボディだけでなく、レンズ・予備電池・バッグを合わせて重さを考える
Z5IIの製品番号
一部の製品は部品の問題で動作しなくなる可能性がある。購入時または受け取り後に画像モニターを開き、本体側のラベルにある7桁の番号をニコンの案内で照合する。対象製品は保証期間にかかわらず無償修理の対象

注文前にはレンズキットとボディ単体の表示を取り違えないようにしましょう。充電器や手持ちのケーブルを流用する人は、端子の形も見ておくと安心です。出典:Z5付属品・端子・Z5II付属品・端子

よくある質問

Z5IIは旅先で予備の電池が必要ですか?

撮影量で変わります。街歩きでは1本で足りたという声もありますが、連写を多用する日には予備を勧める声もあります。充電器は付属しないため、旅先での充電方法も合わせて考えてください。バッテリーの相談

Z5からZ5IIへ買い替えると、昼の風景写真も大きく変わりますか?

有効画素数は2432万から2450万への変化です。昼の静物が中心でZ5に困っていなければ、まずレンズを見直す考え方もあります。買い替えの相談

旅先で子どもや列車を撮る場合は?

被写体検出が9種類あるZ5IIが選びやすいです。高速連続撮影(拡張)の約14コマ/秒は静音OFF・RAWを含まない設定での値です。RAW中心なら記録形式ごとの速度も見てください。

Z5IIはボディ単体とレンズキットのどちらを選びますか?

手元に使いたいZマウントレンズがあるならボディ単体が候補です。初めての1本も買うなら、24-50・24-105・24-200のキットと撮りたい画角を比べてください。レンズキットを迷う相談

注文時の型番と同梱品は買い物チェックリストと一緒に見ると、ボディ単体とレンズキットを取り違えずに済みます。

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