
ニコン Z50とZ50IIの違い — 同じ16-50 VRキットなら軽さか動体AFか
街歩きと風景が中心なら軽いZ50、子どもやペットの動きと動画を撮るならZ50II。ボディは約100g違い、同じ16-50 VRレンズでも撮り方に差が出ます。

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同じ16-50mm VRレンズが付くなら、旧型のZ50で十分でしょうか。散歩や旅行の風景を軽く撮りたいならZ50、動く子どもやペットを追いかけたり、動画も撮ったりするならZ50IIが向いています。違いは画素数より、ピント合わせや暗い場面でのノイズ、画面の動かし方、電源まわりにあります。
結論:街歩き中心ならZ50、動きと動画ならZ50II
風景や日常の写真を、気軽に持ち歩いて撮る
- 電池・カード込みのボディが約450g
- 風景や料理など動きの少ない場面を気軽に撮れる
子ども・ペット・鳥を追い、動画も撮りたい
- 9種類の被写体検出と3Dトラッキング
- 4K60pと横開きのバリアングルモニター
掲載候補の価格ではZ50IIが7割強高め。両キットの16-50 VRレンズは同じです。
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子どもの運動や鳥・乗り物を撮る機会が多いですか?
はい追尾機能が多い Z50IIいいえ風景中心なら Z50 を軸に次へ自撮り動画や4K60pを使いたいですか?
はい横開きモニターの Z50IIいいえ写真中心なら Z50 を軸に次へ100gの軽さと掲載価格の差を優先しますか?
はいZ50いいえZ50II
主な違い
| 項目 | Z50 16-50 VR | Z50II 16-50 VR |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2019年11月、旧製品 | 2024年12月 |
| 被写体検出 | 人物・犬・猫の3種類 | 鳥や乗り物を含む9種類、3Dトラッキングあり |
| 連写 | 拡張で約11コマ/秒 | 拡張で約11コマ/秒、JPEGのC30で約30コマ/秒・プリキャプチャーあり |
| 4K動画 | 30p、1回の記録は最長29分59秒 | 30pは5.6Kから生成、60pはクロップ。条件付きで最長125分 |
| モニター | 3.2型・約104万ドット、上下チルト | 3.2型・約104万ドット、横開きバリアングル |
| EVFの公称輝度 | 500cd/m² | 1000cd/m² |
| ボディ質量・寸法 | 約450g、約126.5×93.5×60mm | 約550g、約127×96.8×66.5mm |
| 静止画の公称電池寿命 | EVF約280枚、モニター約320枚 | 省電力ONでEVF約240枚、モニター約250枚 |
| 端子・付属充電器 | Micro USB、MH-32付属 | USB-C、充電器は別売 |
質量は電池・SDカード込み、寸法は幅×高さ×奥行きです。Z50IIの電池寿命は省電力OFFだとEVF約220枚・モニター約230枚。両機とも有効2088万画素です。付属レンズも同じNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRです。
焦点距離16–50mm、開放F3.5–6.3、レンズ内VRも共通です。両機ともボディ内手ブレ補正はなく、このレンズのVRはレンズ内で補正する方式です。
動く被写体を撮るなら、AFの世代差が効く
走る子ども、ペット、鳥、乗り物をよく撮るならZ50IIです。Z50にも人物・犬・猫の検出と約11コマ/秒の拡張連写はありますが、Z50IIは検出対象が9種類に増え、3Dトラッキングで被写体を追えます。鳥や列車を撮りたいなら、価格が上がっても新型を選ぶ理由になります。
Z50IIのC30は約30コマ/秒で、シャッターを押す前の瞬間を残せるプリキャプチャーも使えます。ただしC30はJPEG記録です。RAWで後から仕上げたい人は「30コマ/秒でRAW」と考えず、両機にある約11コマ/秒の拡張連写を基準にしてください。
日中の風景や料理など、動きの少ないものを撮るなら、両機に共通する2088万画素と16-50 VRを生かせます。ただしニコンの比較FAQでは、常用感度はともにISO100~51200でも、Z50IIはZ50よりノイズを低減したとしています。室内の料理や夕方の街並みでは、画素数とレンズが同じでも写りまで同じとは言えません。
Z50IIはHEIFとNikon Imaging Cloudにも対応します。ピクチャーコントロールは専用ボタンから31種類を選べ、Z50は28種類です。
出典:ニコンのAF・連写の説明・JPEGのC30に関するニコンの説明
自撮りや長めの動画を撮るならZ50II
自撮り、商品紹介、配信も考えるならZ50IIです。横に開くバリアングルモニターはカメラ前から見やすく、Z50の下に開くチルト式より三脚と組み合わせやすい形です。Z50IIには商品レビューモード、RECランプ、USBストリーミング、ヘッドホン端子もあります。
4KはZ50が30pまで。Z50IIは30pを5.6Kから生成し、60pも選べます。ただし60pでは画角が狭くなるクロップが入るため、同じ16mmでも広く映したい室内撮影では30pが使いやすいでしょう。動画の色を仕上げるならZ50IIのN-Log/HLGも差になります。
手持ち動画では、キットレンズのVRとボディ内手ブレ補正は別物です。両機とも動画用の電子手ブレ補正はありますが、ボディ内補正はありません。歩き撮りの揺れには持ち方や撮り方も影響します。
Z50IIの1回の動画を「最長125分」記録できるのは、フルHD24/25p・25℃などの条件下です。ニコンが示す4Kの目安は約35分で、電池寿命や本体温度にも左右されます。Z50は1回の記録が最長29分59秒です。
一方、CIPA規格による動画の電池寿命はZ50が約75分、Z50IIが約55分。これは1回の動画を記録できる最長時間とは別の指標です。長めに撮るなら、Z50では予備電池、Z50IIでは予備電池かUSB給電を考えておきましょう。
毎日持ち歩くなら100g軽いZ50
散歩や旅でカメラをずっと携えるならZ50です。電池とカードを含むボディは約450gで、Z50IIの約550gより100g軽く、奥行きも60mm対66.5mmと小さめ。同じ小型レンズを付けるなら、この差はバッグへの収まりや首から下げたときの負担につながります。
ただ、Z50IIはEVFの公称輝度が500から1000cd/m²へ上がっています。日差しの強い屋外でファインダーを使う人には利点です。解像度はどちらも約236万ドットですが、Z50IIは出っ張りを抑えた形になっています。
Z50はニコンで旧製品と表示され、後継のZ50IIが出ています。販売店によって新品在庫は異なるため、旧型を選ぶ場合は注文前に新品か中古か、付属品と保証の扱いを見ておきたいところです。軽さを取るなら、そのひと手間も含めて選びます。
USB-CとUHS-IIならZ50II、電池の持ちはZ50
旅行先でUSB-Cの電源を使うならZ50IIです。Z50はMicro USBで、撮影中のUSB給電には対応していません。Z50IIはUSB-CとPD対応の給電・充電に対応します。
SDカードはZ50IIがUHS-II、Z50がUHS-Iに対応します。どちらもカードスロットは1つなので、2枚へ同時保存する使い方はできません。
一方、公称の静止画枚数はZ50のほうが多く、EVFで約280対Z50IIの省電力ON約240枚、モニターで約320対約250枚です。撮り方で実際の枚数は変わりますが、長時間出歩くなら両機とも予備電池を考えたいところ。Z50には外部充電器MH-32が付属し、Z50IIは別売です。
Z50IIを手持ちのスマホ用ACアダプターで充電する場合、ワット数だけで対応を決められません。ニコンはPD対応15W(5V/3A)以上を推奨し、スマホ用では充電できない場合があると案内しています。Z50用のEN-EL25もZ50IIで使えますが、新しいEN-EL25aより撮影可能枚数は少なくなります。
出典:ニコンのZ50II充電FAQ・Z50のUSB給電に関するFAQ
使っている人の声から分かること
Z50は持ち歩きやすいが、動画では予備電池が欲しい
Z50の16-50キットには、街歩きへ持ち出しやすく、握りやすいという声が複数あります。一方、電池は写真中心なら足りた人と、動画では減りが気になった人がいます。軽さを優先して旧型を選ぶなら、動画をどれだけ撮るかも考えておくとよさそうです。Z50の購入者レビューと長期使用の記録に、持ち歩き方の違いが出ています。
Z50IIではAFの反応や持ちやすさを評価する実機比較がある一方、バッテリーの持ちを気にした専門誌の実写記事もあります。購入者からは充電器が別売だった点を惜しむ声もありました。動画や連写が多い人ほど、予備電源と充電方法を先に決めておくと安心です。実機比較・ITmediaの実写記事・購入者レビュー
同じレンズの限界は、どちらを買っても同じ
16-50 VRは小さく、旅先の街並みや食事には使いやすいという声があります。ただ、遠くの被写体を大きく写したい購入者からは、望遠レンズを追加したいという声もあります。Z50IIのAFが良くても、50mmより遠くへ寄れるようにはなりません。Z50IIの購入者レビューと16-50キットのレビューに、この使い分けが見られます。
Z50の下開きモニターは手持ち自撮りには便利でも、三脚の位置と干渉しやすいという使用者の指摘があります。三脚に固定して自分を撮るなら、横開きのZ50IIは画面を見ながら撮りやすいでしょう。スマホからの乗り換えでZ50IIを選んだ人には、最初のスマホ連携に戸惑ったという個別の声もありました。Z50使用記・Z50IIの購入者レビュー
買う前に確認したいこと
注文前のチェック
- キット名
- 16-50 VRが1本のキット。望遠も欲しいならZ50IIのダブルズームキット、レンズ交換を減らしたいなら18-140 VRキットも候補
- 旧型の状態
- Z50は旧製品。新品・中古の表示、保証、付属品を販売店ごとに見る
- 充電方法
- Z50はMH-32付き。Z50IIは外部充電器別売で、USB充電には対応するPD電源を用意する
- 記録メディア
- 両機ともSDカードは別途必要。Z50IIはUHS-IIにも対応
望遠が必要なら、ボディだけでなくキットの中身を変えるほうが効きます。ニコンはZ50IIに50-250mm付きのダブルズームキットと18-140 VRキットを用意しています。
よくある質問
風景と旅行の写真だけなら、旧型Z50でも足りますか?
はい。16-50 VRレンズと2088万画素は共通で、Z50はボディが約100g軽いです。動く被写体や長めの動画を重視しないなら、旧型の新品在庫と保証を見たうえで候補にできます。
Z50IIなら、運動会を16-50 VRの1本で撮れますか?
AFは進化していますが、望遠端は50mmのままです。遠い場所から子どもを大きく撮るなら、50-250mm付きのダブルズームキットも考えてください。
Z50IIの4K60pは、Z50の4K30pと同じ広さで撮れますか?
いいえ。Z50IIの4K60pにはクロップが入ります。広い画角が必要な室内では4K30pを選ぶ方法があります。
Z50IIには充電器が付いていますか?
外部充電器とACアダプターは別売です。USB-Cケーブルは付属し、ニコンはPD対応15W以上の電源での充電を案内しています。
風景中心で軽く持ち歩くならZ50、動く被写体や自撮り動画が多いならZ50II。フルサイズの新旧で迷っている人は、Z5とZ5IIの比較も参考になります。




